イタンジ社長 伊藤嘉盛のブログ

ITを使って不動産業界にイノベーションを生むイタンジ株式会社の社長ブログ

賃貸物件の直販型サイトHEYAZINEを使うメリット

HEYAZINEは、「仲介会社」を経由しないことで、「ユーザー」と「管理会社」が「直接」つながる仕組みをつくり上げた。

◆通常の流れ :貸主 → 管理会社 → 仲介会社 →「一般的な賃貸ポータルサイト」→ ユーザー
◆HEYAZINE :貸主・管理会社 →「HEYAZINE」→ ユーザー

そしてこの仕組みにより、

ユーザーは

①正確で詳しい情報が素早く手に入る
②貸主(=オーナーまたは大家さん)との交渉が早い
③契約から入居までの手続きがスムーズで、入居後のサポートも手厚い
④初期費用が安くなる場合がある というメリットを手にすることができる。

今回はそのメリットの中でも、④初期費用が安くなる場合がある、という点について話しておきたい。

 

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□仲介手数料無料の3パーン

HEYAZINEを利用すると、「仲介手数料」が無料になる場合がある。これはどういうことかというと、一般的に仲介手数料が無料になるパターンは3つあって、

①ユーザーが物件を「貸主」から借りた場合 →物件の所有者から直接部屋を借りているので、ユーザーは誰にも仲介手数料を払う必要がない

②「仲介会社」を経由せず、「管理会社」から借りた場合 →管理会社は貸主から手数料をもらうので、基本的にユーザーは仲介手数料不要

③「仲介会社」を通して部屋を探すが、「仲介会社」が仲介手数料を無料にする場合 →貸主や管理会社から別途「広告料」をもらうので、ユーザーから仲介手数料をもらわなくても利益が出る

HEYAZINEは、①と②のパターンに該当する。例外がある場合もあるが、「仲介会社」を経由せず「貸主」や「管理会社」と直接やりとりをすれば、仲介手数料は無料になる場合が多い。そしてさらに、礼金0やフリーレントなどの特典がついてくる場合もある。これは「管理会社」とやりとりをすることで、「貸主」がもともと「仲介会社用」にと準備していた「広告料」を使う必要がなくなり、その分をユーザーに還元することができるからだ。

多くの人が、ATM手数料を払いたくないと思う。だから払わなくてもいい時間帯にATMに行こうとするし、手数料のかからない銀行に口座をつくったりする。しかし引っ越しに関しては、多くの人が「仲介手数料」を払って転居する。それが、普通のことだとされているからだ。しかしHEYAZINEを利用すれば、仲介手数料や礼金が無料になる場合がある。仲介手数料は、決して安い金額ではない。だからこそ、どこで部屋を探すかが重要になってくる。

「本当は別に住みたい物件があったけど、初期費用を抑えたいから違う物件に住む」

僕はこういった不便をなくし、“引っ越しは高い”という常識を変えたい。転居にかかる費用を、“本来の適正料価格”に戻したいと思っている。

ただし仲介手数料が無料、礼金が0、フリーレント物件だからといって、それが自分の住みたい部屋だとは限らない。仲介手数料がかかったとしても、入居者が殺到する物件もある。費用を“本来の適正価格”に戻すことは必要だが、安さだけを求めていると、本当に住みたい物件を逃してしまう可能性もある。そのことは、頭の片隅に置いておいてほしい。

いずれにしても、HYAZINEで「適所適住」。 これがユーザーの常識になればいいと思っている。

□HEYAZINEのユーザビリティ

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そしてHEYAZINEは、サイトの使いやすさにもこだわっている。

一般的な賃貸ポータルサイトは、希望の物件にたどり着くまでの道のりが果てしない。住みたい物件の条件を何項目も選んだ末に、最後にポチっと検索ボタンを押す。クリックのしすぎで、腱鞘炎になりそうだ。実際に使っていてそう思った。

だからHEYAZINEでは、より使いやすく、見やすいサイトをつくろうと思った。せっかくネットで効率的に部屋を探そうと思ったのに、物件にたどりつく前に力尽きては本末転倒。物件探しは、楽しくなくては意味がない。

HEYAZINEでは、ユーザーの使いやすさ・検索しやすさを重視し、クリック数を意識的に減らしている。そのため画面上でスイスイと検索が進んでいくので、希望の物件までたどり着く時間が短縮される。そしてそのほかにも、下記のような様々な機能が充実している。

①お気に入り機能
「家」マークをクリックするだけで、見つけた物件をお気に入り登録できる。登録すれば後からその物件を見返せ、物件の一覧表示も可能。簡単に物件比較ができる。

②クイック質問機能
「ペット飼育は可能ですか?」「初期費用の目安を教えてください」など、ユーザーが聞きたいことをデフォルト設定している機能。質問を選んでクリックするだけで、管理会社にクイック質問できる。

③リクエスト機能
狙っている物件に空きが出たときだけでなく、こだわり条件に合った物件をメールで知らせてくれる機能。「敷金・礼金なし」なんて条件も選べる。

④口コミスペースの投稿
実際にその物件に住んでいた人や、内見をした人が口コミ投稿。ユーザー同士がつながり、有益な情報が得られる機能。

これらの機能を使うために、詳細な個人情報は不要。メールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単で便利な機能がいくつも利用できる。

使いやすさや見やすさは、HEYAZINEの基本。不動産の流通構造を根本から見直し、ユーザビリティに優れたHEYAZINEは、これからもどんどん進化していく。

そしてこれから僕たちが実現しようとしているのは、業界の常識を覆すサービスだ。キーワードは、「セルフガソリンスタンド」「セルフレジ」。

でもこれはまた、次の機会に。